NFL.comのグレッグ・ローゼンタール氏は、各チームのクォーターバック（QB）を7段階に分けた最新パワーランキングを紹介している
トップクラス：アーロン・ロジャース、トム・ブレイディ、ドリュー・ブリーズ
ロジャースはNFLで最も高い総合力を備えたQBで、今まさは全盛期にある今季はブレイディ、ブリーズよりも少し上の活躍を見せると予想するのは公平だろう一方、ブリーズの2010年の不安定なプレイについて触れる人はもう少ないが、彼はブレイディとロジャースよりも安定感に欠けている
2番手：ベン・ロスリスバーガー、キャム・ニュートン、ペイトン・マニング
ビッグベンの愛称で知られるロスリスバーガーは個人の成績ではなく勝利数について特筆されがちだが、成績も素晴らしいものだリーグ史上において彼よりパス1回の平均獲得ヤードが高いのは4人しかおらず、そのうち3人は50年以上前の選手だニュートンはプロ1年目の昨季ですでにリーグトップ10のQBだった2年目の今季はさらなる成長をすると予想しているマニングはプレシーズンのプレイを見てこの位置にランク付けした彼をトップにしなかったのは、ケガのリスクが理由だ
上位へあと一歩：イーライ・マニング、トニー・ロモ、フィリップ・リバース、ジェイ・カトラー、マシュー・スタッフォード
イーライは昨季、リーグトップ5のQBだったしかし昨季は彼のキャリアベストのシーズンであり、パス成功率の低さから再現は難しいだろうそれでもトップ8以下には落とせないもしロモがジャイアンツでキャリアを通してプレイしていたら、彼もスーパーボウルリングを獲得したかもしれないイーライがロモより少し上なのは、精神力の強さが理由だ
リバースは30歳になったからといって力が落ちているとは見ていないカトラーはムラがあるが、好調時にはどのQBにも負けないスタッフォードはカトラーと多くの部分で似ているが、経験豊富な部分で今季はカトラーの方が上回るだろう
十分に優秀：マイケル・ビック、マット・ライアン、ジョー・フラッコ、アンドリュー・ラック
ビックはケガの多さから成績の予測は不可能だライアンとフラッコはさらに飛躍する準備はできているが、彼らの成長スピードはスロー状態で安定してしまっているラックは1年目から平均以上の先発にQBになれる
平均：マット・ショーブ、ロバート・グリフィンIII、アンディ・ダルトン、カーソン・パーマー、ジョシュ・フリーマン
ショーブはプレシーズンでキレのある動きを見せ、ケガの不安を減少させたグリフィンは新人QBらしく大きな成長曲線を描くだろうタフなスケジュールにより、ダルトンが後退すると予想するのは妥当パーマーとフリーマンは新しいシステムで飛躍しないとならない
ステップアップに期待：サム・ブラッドフォード、ジェイク・ロッカー、ラッセル・ウィルソン、アレックス・スミス、マット・キャセル、ライアン・フィッツパトリック、クリスチャン・ポンダー、マーク・サンチェス
ブラッドフォードはエリートQBになれる素材だが、潜在能力より低いプレイしか見せていないロッカーはパスの正確性に問題があるただしNFLでの経験が1年多いことで、ウィルソンよりわずかに上だスミスは自分に完璧にあったチームにいるが、彼を欲しがるGMはいるだろうか
キャセルはポケット内でのプレイに難があり、フィッツパトリックは積極的過ぎるサンチェスは控えQBのようなプレイぶりポンダーも特別な能力を持っているかはまだ分からない
低評価が誤りと証明する必要あり：ライアン・タネヒル、ブレイン・ギャバート、ジョン・スケルトン／ケビン・コルブ、ブランドン・ウィーデン
タネヒルは長期に渡り先発QBを務められる能力を持っているが、今季は厳しいシーズンとなるだろうそれはウィーデンにとっても同じギャバートはプレシーズンで成長したところを見せたが、それでも平均以上の先発QBではないスケルトンとコルブは、ケン・ワイゼンハントHCの下で失速している一方、ブリーズの2010年の不安定なプレイについて触れる人はもう少ないが、彼はブレイディとロジャースよりも安定感に欠けている
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