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今年7月、米ニューヨーク州でオンライン上のいじめを防止する法

今年7月、米ニューヨーク州でオンライン上のいじめを防止する法律が成立したこれは、SNSや電子メールでいじめを発見した教師は1日以内に学校管理者に届けなければいけないといった義務が課せられるもので、アメリカにおける、ネットいじめの深刻さがうかがえる

その実態について、クイン・エマニュエル・アークハート・サリバン外国法事務弁護士事務所のライアン・ゴールドスティン弁護士はこう語る

「もっとも多いのはフェイスブックやツイッターによるいじめですたとえばフェイスブックには小学生の多くが登録しており、学校ごとのコミュニティができていますそのなかで人気のある子どもが『あの子友達いないよね』とか『勉強できないよね』と書き込むと、学校中の生徒がそれを目にします子どもたちは仲間外れになりたくないので、その書き込みにコメントしたり『いいね!』をクリックしたりしてしまうこうして心ない言葉や嫌がらせがあっという間に広がってしまうのですひどいケースでは恥ずかしい写真をアップされることもあります」

ネットいじめの怖さは、誰かへの悪口が不特定多数に共有され、拡散してしまうことにある特にSNSは「仲間外れにされたくない」という子ども心をあおってしまう特性を持つのでタチが悪いさらに、「ネットいじめは大人の世界でも広がっている」とゴールドスティン氏は言う

「質的には子どものネットいじめと変わりませんたとえば同僚について、フェイスブックやツイッターで『○○さん今日も怒られてたね』と書いたり、誰かの仕事のミスを暴露したりこれらはすでにアメリカでよく起こっていますし、フェイスブックが普及してきた日本でも今後増えてくるでしょう恋愛関係で揉めた人について書き込むことも多いですね」

芸能人を対象にした週刊誌のゴシップ記事のようなことが、SNS上で誰に対しても行われるそれが大人のネットいじめだというならば、私たちがネットいじめに遭った場合、法的な処置は取れないのだろうか?

「明らかな嘘を書き込まれたなら、法律に抵触する可能性もありますが、上記に挙げたような書き込みに対しては、法的な処置は難しいのが現実です憲法では、自由に発言する権利も保障されていますから現状の対処法としては、各SNSの機能をしっかり理解して、嫌がらせを受けたら管理者に相談するくらいしかないと思います」

アメリカでは、2010年9月に学生がウェブカメラで同性愛者であるルームメイトの性的行為をネット中継し、その後ルームメイトが自殺するという事件が起こったが、今年5月に出た判決では、ネット中継した学生に課せられた罪は不法な撮影に対する禁錮30日のみだった(実際は、20日で出所)この判決については全米でも議論が巻き起こっている8月16日の朝日新聞デジタルと、17日の朝日新聞の紙面に掲載された“はるかぜちゃん”こと子役の春名風花さん(11歳)によるコラム『いじめている君へ』がネット上で大きな話題になっている

このコラムは、これまでにも各界の著名人らが寄稿してきた連載だ最終回は、はるかぜちゃんが“いじめ”をしている人たちに対して、メッセージを送るという形式で綴ったもの全体で1000文字ほどあるその文章は、

「想像してください君があざ笑った子がはじめて立った日、はじめて歩いた日、はじめて笑った日、うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰(だれ)よりも、じぶんの命にかえても、愛している人たちのことを」(原文ママ)

と、いじめをしている人たちに想像力を求めている

11歳の子どもとは思えないような内容のこのコラムは、ネットユーザーのなかで瞬く間に拡散20日0時の段階では、フェイスブックで約1万回の「いいね!」を獲得し、ツイッターでも8300件以上共有されている

またツイッター上では、人気バンド・GLAYのメンバーHISASHIさんが「是非読んで欲しい」とリンクをはったり、スポーツライターの乙武洋匡さんが「ひとりでも多くの人の胸に届きますように」と願いを込めて拡散したりするなど、大人の著名人の心も動かすこととなった

今回このコラムを執筆した“はるかぜちゃん”は、3歳の頃に携帯電話を買い与えられてブログを書くようになったそうで、11歳でありながらネット歴は約8年に及ぶ

9歳の時には過激な性表現を含む漫画やアニメの販売を制限する東京都の青少年健全育成条例に関して、「ぼくたちはいいまんがも、悪いまんがも、ちゃんと自分でえらべます(ω)」(原文ママ)とツイッター上で苦言を呈し、今年の7月に人気アイドルグループ・嵐のバラエティ番組に出演したはるかぜちゃんの態度に激高した嵐ファンたちの、「お前生意気だな…嵐と共演できてるんだからそれだけでも喜べよ」などという攻撃には「共演できてるだけで喜ぶのは、ミーハーのやること(ω)ぼくはお仕事で来てるので、誰が相手だろうと、シッカリとお仕事さしていただきます(ω)」(原文ママ)といったように、“大人の”対応で一蹴

ネット上では、自身も様々な悪口を受けることもあるというはるかぜちゃんしかし勇気をもって発言する理由について、「悪口かかれたらスルーして、見てみぬふりがかっこいいなんて言って、みんなでめんどくさい事から逃げて、誰もなんにも言わなくなって、嫌いな人にポンポン死ね死ねいうのもいつのまにか当たり前になって、そんなのがネットの常識(ω)そんなの、ぜったいおかしいよ(ω)」と、スタンスを明確にしている年齢の関係ないネット上の発言だが、はるかぜちゃんに学ぶ大人も多いようだ

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